銀座 GINZA JOTAKI 寿宴コース

銀座6丁目 GINZA JOTAKI ■5/11(金) ランチ ■寿宴コース 30,000円、アイスウーロン茶 700円+サービス料10% ミシュランガイド福岡の星付き中華店が、銀座に降りてきた。 今日のランチは、佐賀からの完全移転、JOTAKIでランチです。

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メニュー

ランチメニューは、ディナーとまったくいっしょ。3万、5万、8万(いずれもサービス料は別途)のコース料理から。 つまり価格帯は、超高級店のそれと同じレベルです。銀座で言えば、知る人ぞ知るFurutaと同じ感じ。 ただ、出てくる料理を眺めてみれば、これもそれも超高級食材を使っているからこそ、とわかります。 今回は、次のお品書きの3万のコースでお願いしました。

料理

前菜は、フランス産キャビアがのった冷製パスタ。 これ中華?と最初から頭の中が「?」でいっぱいになりますが、そうJOTAKIさんは、四川中華がベースですが、いわゆるオリジナルな中華料理。かなり洋風なアレンジが加えられてます。 ここから、フカヒレ料理が登場です。 気仙沼産勝鮫の頂湯蒸しスープ。 スープがとってもお出汁が出ていて、おいしいのです。 次は、また別のフカヒレです。 こんな大きなの初めて見ました。気仙沼産吉切鮫の最上級フカヒレ姿煮こみ。 次は、アワビ。 78度の低温で、4時間真空調理するのがJOTAKI流。これで、あわびのコリっとした食感を残しつつ、柔らかさを最大限にするんだそう。手間暇かかってます。 肝入りのソースも、またよく合います。 次は、伊勢海老の四川スパイス揚げ。 もう中華の枠を超えた、独創的なオリジナル料理です。ピリ辛のソースで、ぷりっとした伊勢海老を頂きます。 今度は、伊勢海老を別のかたちでと、蒸し物で。 メインのひとつめは、高級魚のアコウ、クエのさらに高級魚のようですが、その高級魚を贅沢に使った一皿。 白身でプリっとした食感に、ネギのジャキジャキ感のマッチングがまた楽しい料理です。 メインの二皿目は、松阪牛のロッシーニ。 イタリア産黒トリュフを、これでもか、というくらいに、かけて頂きます。 調理は、中国料理式に行ってますが、これこそ、フレンチと中華の融合です。 そして、ここからお食事。 ひとつめが、これがおいしかったのです。おこげに、タケノコのあんかけのせ。 熱々のおこげにのせたときの、ジュジュジュっとした音をお届けしたいくらいです。あの音がまた食欲をかきたてます。 ふたつめが、ようやく四川っぽくなってきました。 陳麻婆豆腐。ビリビリっとした辛さが、本場な感じです。 ちなみに、調理は、こんな感じで、ガラスの向こう側で、上瀧シェフが調理している様子を見させてくれる演出つき。ライブ感満載です。 ここからエンディングへ。 デザートは、紅白の燕の巣のシロップと、杏仁豆腐、クレームブリュレの3皿。 小菓子と中国茶。

店内

カウンターだけの落ち着いた店内。

最後に

ヌーベルシノワという新しいタイプの中国料理を謳うお店が増えてきましたが、さらにそれを進化させたかたちが、このJOTAKIだろうと思います。 高額なランチには、なりますが、それだけの価値ありです。 かなり人数しぼって予約を受け付けているようですが、そのうちに予約がとれなくなること必至。美食家であるならば、今のうちにいくべきお店だろうと思います。忖度なしに、おすすめします。